
「発表会でオペレッタをやりたいけれど、どのお話を選んだらいいの?」
そんな声を保育の現場でよく耳にします。
実は、子どもの年齢や発達段階に合ったオペレッタCDを選ぶことが、表現力や集中力を伸ばす鍵になるんです。
同じように見えるオペレッタでも、内容の難しさや展開のスピードが異なり、年齢に合っていないと、子どもがついていけなかったり、途中で飽きてしまったりすることも…。
でも大丈夫。乳・幼・研オリジナルのオペレッタCDシリーズなら、年齢や発達に応じた作品がそろっており、保育初心者の方でも安心して選ぶことができます。

子どもの発達に合ったオペレッタが、なぜ大事?
ではなぜ、「年齢に合った作品」が大事なのでしょうか?
その理由は、子どもの集中力・ことばの理解・身体の動かし方など、すべてが年齢とともに発達していくからです。
たとえば2歳児は、セリフを覚えて役になりきるのはまだ難しくても、歌をくり返し聴いてリズムに乗って体を動かすことならできます。反対に年長児には、簡単すぎる内容では物足りなさを感じてしまいます。
乳・幼・研の『阿部 直美のオペレッタCD』は、それぞれの発達段階にぴったり合うように構成されており、同じメロディーのくり返し、シンプルな構成、セリフや演技の幅などが緻密に計算されているのです。
だからこそ、「このクラスにはこの1枚!」と自信を持って選べるのです。
年齢別・おすすめのオペレッタCD一覧
ここからは、年齢別におすすめのオペレッタCDを具体的にご紹介します。
ぜひ子どもの発達段階や興味に合わせて選んでみてください。
2~3歳児におすすめ
2〜3歳児には、シンプルで繰り返しの多い、楽しい作品がおすすめ。はじめてのオペレッタ体験にぴったりです。
- 『おひさまぱんころりん』《乳・幼・研オリジナル》
※劇あそびの脚本はついていませんが、イラスト入りのあらすじがついています。2歳児でも歌とリズムで十分に楽しめる作品です。
3~4歳児におすすめ
3〜4歳児は、歌だけでなく簡単なセリフややりとりも楽しめる時期。物語の展開を理解しながら、自分の役を演じる楽しさを味わえる作品がおすすめです。
- 『3びきのこぶたとおおかみさまだ』《乳・幼・研オリジナル》
- 『キンコンかえるののどじまん』《乳・幼・研オリジナル》
- 『がんばれやぎとトロル』《世界名作より》
- 『てぶくろ』《世界名作より》
- 『ジャックとまめのき』《世界名作より》
- 『ともだちほしいなオオカミくん』《乳・幼・研オリジナル》
- 『かさじぞう』《日本昔話より》
- 『つよくてよわいぞじゃんけんぽん』《乳・幼・研オリジナル》
- 『ブレーメンのおんがくたい』《世界名作より》
- 『おむすびころりん すっとんとん』《日本昔話より》
- 『おおかみと七ひきのこやぎ』《世界名作より》
- 『ねんころカメのこもりうた』《乳・幼・研オリジナル》
- 『くまどんときつねどん』《世界名作より》
4~5歳児におすすめ
4~5歳児になると、より長いストーリーや複数の登場人物を演じられるようになります。演じる力・物語を読み取る力が育つ時期です。難しい動作を覚える力もついてきて、役になりきって演じる楽しさを味わえます。
- 『ピーマンマンとかぜひきキン』《乳・幼・研オリジナル》
- 『きんのがちょう』《世界名作より》
- 『赤ずきんちゃん』《世界名作より》
- 『海の水はなぜからい』《日本民話『ふしぎな石うす』より》
- 『さんびきのこぶたのおかあさんのたんじょうび』《乳・幼・研オリジナル》
- 『ヘンゼルとグレーテル』《世界名作より》
- 『ももたろう』《日本昔話より》
まとめ
- どの作品も4曲程度で構成され、それがくり返し出てくるので、子どもたちが覚えやすく、歌いながら自然に演じられます。
- CDには唄入りと、歌いやすいメロディー入りのカラオケが収録されています。
- 解説書は脚本・ピアノ伴奏用の楽譜付きで、劇あそびの台本も入っています。
- 世界名作や昔話をもとにした作品は、子どもたちにも親しみがあり、物語を理解しやすいのがポイント。
子どもたちの成長に合わせて、ぴったりの1枚を選んでみてください。
乳・幼・研のオペレッタCDは、どれも保育現場で実践され、多くの子どもたちに愛されてきた作品ばかりです。
演じることで心が育つ。
楽しむことでことばが育つ。
その感動を、ぜひ子どもたちと一緒に体験してください。