オペレッタ

3歳児の発表会におすすめ!楽しく演じられるオペレッタ6作品

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「3歳児の発表会、今年はどんなオペレッタにしよう?」

作品選びの時期になると、先生たちはきっと、子どもたちの顔を思い浮かべながら悩まれるのではないでしょうか。

3歳児は、少しずつ友だちと一緒に遊ぶ楽しさが増えてくる時期。一方で、長いセリフを覚えたり、複雑な振り付けでは、まだまだ難しい年齢です。

だからこそ、3歳児のオペレッタでは、「覚えて上手に演じる」よりも、「歌って、動いて、なりきって楽しめる」ことを大切にしたいもの。

乳・幼・研オリジナルのオペレッタは、一つの役を複数の子どもで演じる構成になっているため、クラスみんなで参加しやすいのが特徴です。CDと指導書のセットで、脚本や楽譜、衣装・小道具の作り方も収録されています。

今回は、その中から3歳児向けの6作品をご紹介します。

3歳児のオペレッタ選びで大切にしたいこと

「その子らしく参加できる作品」を選ぶ

3歳児の劇遊びでは、全員が同じように演じる必要はありません。元気いっぱいに動く子もいれば、歌うことが好きな子、じっくり役になりきる子もいます。

だからこそ、

  • 動きが分かりやすい
  • 歌が繰り返される
  • お話の展開がシンプル
  • 一つの役を複数人で演じられる
  • 子どもが好きな動物や遊びが登場する

といった作品は、3歳児のクラスにも取り入れやすいでしょう。乳・幼・研オリジナルのオペレッタは、曲を繰り返し楽しみながら歌や動きを覚えやすい構成になっています。

①オペレッタ『3びきのこぶたとおおかみさまだ』

こぶたとおおかみが登場する、親しみやすいお話

3びきのこぶたが一緒に「わらのおうち」「木のおうち」「レンガのおうち」を作ります。ところが、おおかみの鼻息で、わらの家も木の家も飛ばされてしまいます。最後は3びきで力を合わせてレンガの家を作り、おおかみを撃退します。

この作品のおもしろいところは、おおかみが怖いだけの存在ではないこと。ヒーロー風のメロディーに乗って、格好よく動きます。

こぶたたちも「ケロケロ」など、ほかの動物の鳴きまねをしておおかみに対抗する場面があり、3歳児らしいかわいらしい表現が楽しめます。

また、3曲を繰り返しながら進む構成で、年少児向けのゆったりしたテンポになっています。

「知っているお話から始めたい」「こぶたやおおかみになりきって楽しんでほしい」そんなクラスにおすすめです。

上演時間は約11分。同名のペープサートもオンラインショップで販売しており、オペレッタの導入にも活用できます。

②オペレッタ『キンコンかえるののどじまん』

「歌わないかえるたち」が、雨をきっかけに大変身!

3匹のかえるが、のどじまん大会に出場します。ところが、そっくりかえるはそっくり返ってばかり。ふりかえるは振り返ってばかり。かんがえるは考えてばかり。なかなか歌えません。

ところが、途中で雨が降ってきます。すると、かえるたちは元気いっぱいに歌い始めます。

この作品では、かえるたちの歌やしぐさが自由表現をもとに構成されているのもポイント。

「かえるってどんなふうに動く?」
「歌うときはどんなポーズにする?」

そんなふうに、子どもたちの自由な表現を引き出しながら楽しめます。

歌ったり、動いたり、まねっこしたりするのが好きな子どもたちにおすすめしたい作品です。

上演時間は約9分。

③オペレッタ『てぶくろ』

「なかはポカポカ!」動物たちが次々とてぶくろの中へ

冬の森に落ちていた、ひとつのてぶくろ。そこへ、ねずみ、かえる、うさぎ、きつね、おおかみ、いのしし、くま……と、次々に動物たちがやってきます。みんなで手袋の中に入り、「なかはポカポカ、あったかい!」と、ぎゅうぎゅうになりながら過ごします。

そこへ、てぶくろを落としたおじいさんが探しにやってきて……。動物たちは大慌てで逃げ出します。

『てぶくろ』の魅力は、登場する動物が多いこと。一つの役を複数の子どもで演じる構成なので、クラスの人数に合わせやすいのもポイントです。

「うさぎはぴょんぴょん」「くまはのっしのっし」など、動物ごとの動きを考えるだけでも、普段のごっこ遊びにつながります。

動物になりきることが好きなクラスにぴったり。冬の発表会にも取り入れやすい、親しみのある作品です。

上演時間は約11分。同名のペープサートもオンラインショップで販売しており、オペレッタの導入にも活用できます。

④オペレッタ『がんばれやぎとトロル』

3びきのやぎが力を合わせてトロルに立ち向かう!

橋を渡って向こうの山へ草を食べに行きたい、3びきのやぎ。ところが橋の下には、やぎを食べようとするトロルが住んでいます。そこで、やぎたちは作戦を考えることに。小やぎ、中やぎ、大やぎが、それぞれ力を合わせてトロルをやっつけます。

この作品では、小やぎと中やぎがタンゴを踊ったり、大やぎが戦う場面でポンポンを持って応援したりと、出番を長く待つことがないような構成になっています。

そして、トロルも劇の最初から登場。大きな動きで場面を盛り上げ、戦いの場面ではユーモラスなポーズで攻撃をかわします。ちょっぴりドキドキするお話ですが、怖さだけではなく、動きや音楽のおもしろさで楽しめる作品です。

上演時間は約13分。北欧民話をもとにした、年少児から楽しめるオペレッタです。

⑤オペレッタ『つよくてよわいぞじゃんけんぽん』

グー・チョキ・パーが大活躍!身近な「じゃんけん」が劇になる

グーの「グルリンポン」。チョキの「チョロリンポン」。パーの「パラリンポン」。3人がぶつかって、じゃんけんをします。勝ったり負けたりするうちに、「どれも、つよくてよわいんだ!」ということに気づき、最後は仲良しになります。

3歳児にとって身近な「じゃんけん」がテーマなので、普段の遊びからオペレッタへつなげやすいのが魅力です。

グー・チョキ・パーが次々に登場するため、出入りも分かりやすい構成。そして最後は、子どもたちと客席のみんなでじゃんけんをして終わります。発表会の最後に、会場全体で「じゃんけんぽん!」

子どもたちの元気な声が響く、楽しいフィナーレになりそうです。

「分かりやすいお話で、子どもたちが普段から知っている遊びを劇にしたい」という先生におすすめです。

上演時間は約10分。同名のペープサートもオンラインショップで販売しており、オペレッタの導入にも活用できます。

⑥オペレッタ『ねんころカメのこもりうた』

雪を見たことがないカメくんのために、動物たちが大奮闘!

冬眠してしまうカメくん。「雪を見てみたい」というカメくんのために、森の動物たちは、眠らないように歌ったり踊ったりして頑張ります。

イノシシは音頭。キツネは行進曲。ウサギはダンス。次々と動物たちが登場して、カメくんを楽しませます。

ところが、最後にカメくんが歌った「ねんころこもりうた」で、なんと動物たちのほうが眠ってしまいます。その間に雪が降り、カメくんは念願の雪を見ることができました。

元気いっぱいの動物たちと、ゆっくり歌うカメくん。「元気」と「ゆったり」の表現の違いが楽しめる作品です。

動物たちはそれぞれ違う歌や踊りで登場するので、子どもたちも自分の役を楽しみながら演じられます。最後は、カメくんの願いがかなう、やさしい気持ちになれるお話です。

上演時間は約9分30秒。

6作品、それぞれの「楽しさ」はこんなところ

6作品、それぞれの「楽しさ」はこんなところ

同じ3歳児向けのオペレッタでも、作品によって楽しみ方はさまざまです。

作品お話の魅力表現の楽しさ上演時間配役(一役を多人数で演じる)
3びきのこぶたとおおかみさまだ3びきのこぶたが力を合わせる歌・家づくり・おおかみの動き約11分・おおかみ ・大ぶた ・中ぶた ・小ぶた
キンコンかえるののどじまん歌わなかったかえるが元気に歌う自由な歌・かえるのしぐさ約9分・そっくりかえる ・ふりかえる ・かんがえる ・司会のかえる
てぶくろ動物たちがてぶくろに集まる動物になりきる約11分・ねずみ ・かえる ・うさぎ ・きつね ・おおかみ ・いのしし ・くま
がんばれやぎとトロルやぎが作戦を立ててトロルと対決タンゴ・応援・大きな動き約13分・トロル ・小やぎ ・中やぎ ・大やぎ
つよくてよわいぞじゃんけんぽんグー・チョキ・パーが仲良くなるじゃんけん・歌・客席とのやりとり約10分・グルリンポン(グー) ・チョロリンポン(チョキ)・パラリンポン(パー)
ねんころカメのこもりうた動物たちがカメくんのために頑張る歌・踊り・元気とゆったりの表現約9分30秒・カメ ・イノシシ ・キツネ ・ウサギ ・風(雪と二役)

3歳児の発表会だからこそ、「楽しめる作品」を

3歳児のオペレッタは、完成された舞台を目指すことだけが目的ではありません。

「この動物になってみたい!」
「この歌が好き!」
「もう一回やりたい!」

そんな子どもたちの気持ちから、少しずつ表現する力が育っていきます。

最初から「発表会の練習」と考えなくても、絵本を読んだり、歌を聴いたり、登場人物のまねをしたり。普段の遊びの中に作品を取り入れていくと、子どもたちが自然とお話の世界に入っていきます。

そして、何度も繰り返しているうちに、
「あ、次は○○ちゃんの番!」
「ここで一緒に歌う!」
と、子どもたち自身が流れを覚えていく。

そんな姿も、3歳児のオペレッタならではの楽しさではないでしょうか。

今年のクラスには、どの作品を選びますか?

動物ごっこが好きなクラスなら、『てぶくろ』や『ねんころカメのこもりうた』。
身近な遊びを取り入れたいなら、『つよくてよわいぞ じゃんけんぽん』。
おなじみのお話なら、『3びきのこぶたとおおかみさまだ』。
少しドキドキするお話を楽しみたいなら、『がんばれやぎとトロル』。
歌や自由な表現を楽しみたいなら、『キンコンかえるののどじまん』。

「この作品なら、子どもたちはどんな顔をするかな?」

そんな視点で選んでみると、作品選びが少し楽しくなるかもしれません。

乳・幼・研のオンラインショップでは、今回ご紹介した3歳児向けオペレッタ用CDを指導書付きで販売しています。脚本や楽譜はもちろん、衣装・小道具の作り方なども収録されているので、発表会の準備に活用していただけます。

👉 乳・幼・研のオペレッタCDはこちらからご覧いただけます。

3歳児の「やってみたい!」を引き出す作品を、ぜひ見つけてみてください。

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ピーマンマンの保育ラボ

 乳幼児教育研究所(略して乳・幼・研)の3人の講師《 阿部 直美・中谷 真弓・浅野ななみ》を中心に、保育園や幼稚園の先生方、そして保育士を目指す学生さんなどに向けて、園生活や保育実習などでもすぐに活かせる内容をやさしく丁寧に紹介していきます。

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